Don't find fault, find a remedy.

NPO法人ArrowArrow代表のつれづれ日記

【Blog】前のめりが好きな理由。

プロジェクトマネジメントの講習を受けて、それをどう活かすかということを悶々と考えているうち、

「自分がプロマネだったら、どんなメンバーとプロジェクトを組みたいか」
「自分のような人間がプロジェクトの上司だったら、メンバーとしてどんな取り組みをすればいいか」

というお題に行き着きまして、結論としては、「前のめり」な人と仕事したいな、と思った訳です。

で、じゃあ「前のめり」ってなんだ、と思ったのですね。

言葉だけ見ると、ガンガン前に出る人をイメージする知れませんが、
私の中での「前のめり」な人を言葉にするなら、

「自分なりの仮説を持ち、検証するために行動する人」

ということかな、と今は思っています。

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先日、当法人を卒業したインターンの竹ノ谷さん(以下たけっち)は、
まさに「前のめり」の人でした。

ある日のこと。

たけっち「私、htmlの研修受けてきました」

私「ふーん…え?!なんで?!(だってあなた4ヶ月前までインターネットのタブを増やす方法も知らn(ry」

たけっち「いや、前から団体HPのここがもっと良くなったらと思ってたんで…勉強に…」

私「(おぉぉぉ、すごいな…)」

私が受けてこいと言った訳でもなく、サイトについて、彼女に修正を依頼した訳でもありません。

彼女が当法人での活動の中で、サイトを修正する必要があると感じ、
それを実行する為に何が必要なのかを考えて、行動したことに、私はとても感動を覚えました。

このシーンこそが、私の考える「前のめり」だな、と。
だから基礎スキルが足りなくても、考えることが出来る彼女を心から信頼できたし、
実際、彼女は何もないスタートアップの組織で、たくさんの成果を出してくれました。

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私は、今でも新卒で最初に所属された部署で学んだことを思い出すことが多いのですが、
上司に一番言われた言葉は「whatを構築しろ」ということでした。

課題を発見し、課題を解決するための仮説を作り、仮説を検証する為に行動をする。

私が所属していた部署の上司や先輩には、考えずにただ行動するのではなく、
課題を自ら見つけ、解決することを叩きこんでもらった気がします。

そしてそれを事業にし、未来を切り拓くことを、フローレンスで学ばせてもらいました。

whatを構築するということは、私が思う前のめりとほとんどイコールであると
いう結論に達し、やっぱり自分の軸や想いは変わらないものだなぁと思う次第です。

なんて、相当勝手にいろいろ書いてますが、
たくさんの経験の中で学ばせて頂いたことが実践出来ているとは到底思えません。
修行というか、努力が全然足りないと、言葉にすると改めて感じます。

自分の組織を、未来を考える時、自分と向きあわざるを得ない状況が多く、
しんどいと同時に、とてもありがたい機会だと思うと、日々起きる様々な事も
乗り越えちゃって成長しちゃうぞ、とポジティブモードになったり(ならなかったり…)。


そんな訳で、まずは誰よりも「前のめり」な自分でいたいと思いますという、
誓いと共に、久しぶりのブログを締めたいと思います。